毎年1回は「ペットドック」を!
人間と同じように、動物たちも肝臓疾患・腎臓疾患・内分泌疾患・心臓疾患などにかかります。
しかし、動物たちは言葉で自分の病状を伝えることができません。そのため、私たち人間がわかるほどの症状が現れた時には、病気が進行していることがほとんどです。
そんな病気でも、早期に発見して治療を行えば治ることがあります。治ることがなくても進行を遅らせたり、苦痛を減らしてあげることができる場合もあります。
ペットドックでは複数の検査を同時に行うので、多くの病気の早期発見につながります。また、病気の進行具合を判断して、今後の方針を決めることができます。さらには、健康なときのデータを毎年更新することで、今後の病気の発見がより早期にできます。
このような理由から、ぜひ年に1回はペットドックを受診してください。
ペットドックの主な検査内容
問診
現在の体調や病歴、食餌の内容などをお聞きします。
身体検査
視診、触診、聴診などで全身をチェックします。
尿検査
腎臓病、糖尿病、肝臓病、膀胱炎などを調べます。
便検査
寄生虫の有無、腸内細菌や炎症、出血などを調べます。
血液一般検査
貧血、炎症、血小板の異常を調べます。
血液生化学検査
血液中の生化学物質の数値から、肝臓病、腎臓病、糖尿病、内分泌疾患などの病気を見つけます。
レントゲン検査
胸部と腹部を撮影し、肺、心臓、肝臓、腎臓、などの臓器の形や大きさの異常や腫瘍の有無などを調べます。
超音波検査
臓器内部の構造や動き方などを調べます。
その他
基礎疾患がある場合、必要な検査をご提案させていただきます。
ペットドックのコース紹介
Aコース | 身体検査・血液検査・尿検査・便検査 |
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Bコース | Aコース+レントゲン検査・超音波検査 |
Cコース | Bコース+心電図検査・甲状腺ホルモン検査 |
※各コースの料金についてはお電話にてお問い合わせください。
オプション
- イヌ・ネコ歯石取り
- 犬フィラリア検査
- 心電図検査
- 甲状腺ホルモン検査
- 副腎皮質ホルモン検査
- 猫ウィルス検査(猫エイズ・白血病)
- SAA(猫炎症マーカー)
- 総胆汁酸(肝機能検査)
※オプションの料金についてはお電話にてお問い合わせください。
※上記コース・オプションの他、必要に応じて追加検査や治療を提案いたします。
※10歳までは年に1度、10歳以上は年に2度の検査をおすすめします。
ペットドック受診時の注意事項とお願い
- ペットドックは予約制になります。
- 受診当日は午前0時から絶食でお願いします。
- 受診時に尿と便をお持ち下さい。また事前に採尿スティックを取りに来てください。